【ねこまたぎ通信】

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 来た来た

イラク出身のユダヤ人がイラク選挙に投票

 13日付のニュース・サイト、ミドル・イースト・オンラインが報じた。
 イラク独立選挙管理委員会は13日、「イラクイスラエルの承認していないので、元来イラク人であったことを証明するイスラエルの書類を保持する、イラクから移住した如何なるイスラエル人も1月30日のイラク選挙に投票できない」と言明し、国連移民機関の報道官の声明を否定した。
 その一方で、「投票所ではイスラエル人で無いことを条件に、国籍の如何を問わず、我々はイラク出身のユダヤ人を歓迎する。問題は、出身地や宗教ではなく、我々はイスラエルとは単に関係を築かないことだ」と続けた。 【政治家の答弁のようで意味不明】
 国連移民機関のサラ・トーシュ報道官はそれ以前にAFP通信に、「イラク出身のイスラエル人には投票が許される。出身地、宗教、人種を問わず、イラク人選挙民が投票するには何の障害も無い。但し外国に、特にヨルダンの首都アンマンに、居住するイラク人のために投票が出来る14ヶ国の一国に出向く必要がある」と語っていた。
 しかしイラク出身のイスラエルユダヤ人協会会長モルデハン・ボラートはAFPに「この目的のためだけでヨルダンまで実際に出掛けるイスラエル人が居るかは疑わしい」と述べた。
 サラ報道官は、「投票が出来るようにするため、イラク出身のイスラエル人にイスラエルか国際機関が発行する身分、年齢、国籍を立証する2通の書類を提出するよう求める。選挙民は父親がイラク人で、1986年12月31日以前の出生でなければならない」と指摘した。
 ボラート会長によると、イラク出身のイスラエル人は24万人に達し、その内29%はイラク生まれ、71%がイスラエル生まれで、大部分は1948年(建国宣言の年)にイスラエルにやって来た。
http://www.middle-east-online.com/?id=28241
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 13日付のバスラ・ネットは、イラク愛国者アムジャド・ズバイディー博士の投稿を掲載した。
 占領軍の手先である多数の新任イラク大使が話していることだが、イラク出身のイスラエルユダヤ人たちは、名目だけの選挙に参加(投票)するために旅支度をするよう厳命を受けている。この命令は数十万人に下った。軽く見積もっても見せかけ選挙に25万人のユダヤ人が参加するだろう。
 参加者は、オスマン・トルコ時代に発行されたものでも構わないからイラクの書類を持参するよう求められている。
 イスラエル(とヨルダン)の国境沿いに10ヶ所の秘密投票所が準備された。ヨルダンとイスラエルの情報・治安機関の極めて上層部の協調により、ユダヤ人が投票所に到着するための便宜が図られた。複数のヨルダンの旅行会社が、往復の契約を獲得した。2週間前にヨルダン当局は、旅行者の安全確保と輸送問題でイスラエル側との協調を開始した。イスラエルの将校たちが投票所の警備を監督する。
 現在イラクのガタガタしている政治状況を強化するために、選挙後の状況を管理する投票者名簿中のユダヤ人の名前が決められている。
 実態はイスラエルユダヤ人である正体不明の名前が溢れる秘密候補者名簿が2通ある。一つは、アラウィー首相の名簿で、一つはチャラビーの仲間の名簿だ。投票者名や身元、すべての関連情報は極秘にされる。
http://www.albasrah.net/maqalat_mukhtara/arabic/0105/amgad2_130105.htm
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 意図的なのか、無知の故か、馬鹿なのか、腑抜けな日本の大手メディアはユダヤ問題を避けて通るので、イラク戦争の本質がさっぱり分からない。
 書類に偽造などは朝飯前。

アラブの声ML 齊藤力二朗
http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/