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代替燃料の利用促進、原油高騰で政府[石化]
原油価格の高騰により政府の燃料補助金が増加している問題で、政府は閣僚らによる初の対策会議を18日に開き、石油に代わる代替エネルギーの利用を促進する方針を決めた。公用車への天然ガス自動車(NGV)の積極利用や、軽油にパーム油を混ぜたバイオディーゼルの普及に向け調査を進める。原油依存度を低下させ、燃料補助金を抑えたい考えだ。
19日付スターなどによると、会議には議長のアブドラ首相ほか、ナジブ副首相ら閣僚、政府高官が出席した。代替エネルギー利用ではほかに、太陽光やバイオマス(生物資源)による発電システムの導入を進める方針。また、省エネ対策として、オフィスでの節電を奨励することを決めた。
会議ではさらに、今月1日に実施したガソリンなど燃料小売価格の5セン引き上げについて、「消費者物価への影響は小さい」(同副首相)との認識で一致。同副首相は会見で、物・サービスの価格を不当に引き上げないよう企業などに呼びかけた。
また、会議では燃料補助金について「高所得者に有利な制度ではないか」との疑問が出たため、同副首相は「できるかぎり早く調査する」との方針を示した。
同副首相はまた、「国内のエネルギー利用はいまだに非効率である」と指摘。「高度経済成長とエネルギー利用の効率化を、同時に実現する方法を検討していく」と話した。
NNA BUSINESS MAIL
http://nna.asia.ne.jp/インドの「大盗賊」を射殺、貧困層に施しで一部人気も
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200410190016.html
2004.10.19 Web posted at: 16:43 JST - CNN/REUTERSインド・バンガロール――殺人容疑などで指名手配されていたインドの有名な「盗賊」、ビーラッパン容疑者が18日、南部タミルナド州の森で警察と銃撃戦の末に射殺された。地元警察が明らかにした。
銃撃戦は1時間に及び、容疑者の仲間3人も死亡した。
警察は、容疑者の居所とされる情報を入手し、現地で1台の乗用車を発見。威嚇射撃をきっかけにその場で銃撃戦となり、警察は閃光(せんこう)を放つ特殊な手投げ弾を使用。その後、容疑者の遺体を確認した。
ビーラッパン容疑者は密林に隠れ住み、1960年代からこれまでに120人以上を殺害したとされ、その大半が警察官や森林警備隊員。死体を切り刻み、川に投げて魚のえさにしたとも報じられている。また、象牙目的で何千頭もの象を殺した容疑もある。
しかし、貧困層に施しを与えるため、一部では英国に伝わる伝説の盗賊「ロビン・フッド」と重ねられるなど庶民の人気も得ていた。
政府は93年、容疑者の逮捕に向けて特殊部隊を創設したが、情報提供者がなかなか現れなかったため、成果を挙げていなかった。
容疑者は86年に一度逮捕されたが、2000ドル(約22万円)相当のわいろを払い、釈放された。00年7月にはインドのスター俳優を誘拐、11月に無傷で解放している。
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