Le Mondeの記事から
興味深い記事がいろいろあるので.
http://www.diplo.jp/archive.html
http://www.diplo.jp/articles04/0409.html
千年戦争
アラン・グレシュ(Alain Gresh)ル・モンド・ディプロマティーク編集長 訳・森亮子、ジャヤラット好子
イラクは燃えている。現地のことを知らない米国の無知の結果だ(ファルージャはテキサスの町にはまず似つかない。1944年に解放されたマルセイユやトゥーロンにはなおさら似ていない)。大国の傲慢さの結果とも言える。しかし、さらに掘り下げてみるなら、この手痛い失敗の直接的な原因は、9月11日の直後にブッシュ大統領が開始した「対テロ戦争」構想にある。
アフリカにおける米国の軍事政策再編
ピエール・アブラモヴィシ(Pierre Abramovici)ジャーナリスト 訳・吉田徹
2004年3月23日から24日にかけて、アフリカ8カ国(チャド、マリ、モーリタニア、モロッコ、ニジェール、セネガル、アルジェリア、チュニジア)の参謀総長が、独シュツットガルトにある米欧州軍本部(EUCOM)での非公式会合に初めて参加した。内容は明らかにされていないが、この「前代未聞」の会談は「テロに対するグローバルな戦いにおける軍事協力」についてのもので、サヘル地域での協力のあり方が討議された。サヘル地域は、マグレブ諸国とブラック・アフリカの間、つまり北アフリカの油田地帯とギニア湾岸の間に横たわる油田地帯との緩衝地帯を構成する。