【ねこまたぎ通信】

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米国防長官、ファルージャ停戦に悲観的 攻撃再開も示唆

 ラムズフェルド米国防長官は20日の記者会見で、駐留米軍と武装勢力の衝突が相次ぎ、一時的な停戦状態が続いているイラク中部ファルージャでの停戦実現に悲観的な見方を示した。

 同長官は、米民間人を殺害した実行犯の引き渡しが不可欠と強調したうえで、交渉の成立は現実的には難しいとの見方を示した。「現在の状態が無期限に続くことはない」と述べ、軍事作戦再開の可能性も示唆した。

 ファルージャでは20日、同市を包囲している米海兵隊武装勢力に対し、迫撃弾で攻撃、イラク人8人が死亡した。米軍当局者の話としてAFP通信が伝えた。武装勢力はロケット砲を所持していたという。

 ファルージャでは地元代表者と米軍が19日、緊張緩和のための方策について合意したばかり。イラク治安当局が市内のパトロールを開始し、市外に避難していた市民の一部は自宅に戻りつつあるが、本格的な休戦協定の締結には至っていない。

(04/21 11:18)