【ねこまたぎ通信】

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米軍、ファルージャ空爆再開 ナジャフ近郊でも爆発音

 駐留米軍と武装勢力が一時停戦していたイラク中部ファルージャで13日夕(日本時間同日深夜)、米軍はF15戦闘機による空爆を一部で再開し、その後も攻撃を続けた。戦闘は限定的とみられるが、3日間続いた停戦の維持は難しい状況となってきた。一方、米軍は13日夜、イスラム教シーア派強硬派指導者ムクタダ・サドル師の拘束を目指し、中部ナジャフ周辺に2500人の部隊を集結させた。ナジャフ近郊で爆音や銃撃音が伝えられ、緊張が高まっている模様だ。
 AFP通信は、米軍の戦闘機が13日に4回にわたってファルージャを攻撃したと伝えた。14日未明には地上攻撃機AC130による攻撃もあった。米軍側は、攻撃は武装勢力の拠点を狙ったもので、停戦を終わらせるものではないとしている。米軍の戦車は市街地に入ったが、武装勢力の激しい抵抗で撤退したという。
 AFP通信によると、今回の衝突でイラク人は9人が死亡、38人が負傷した。また米兵1人が死んだ。
 イスラム教スンニ派が抵抗拠点とするファルージャでは11日から一時停戦に入り、武装勢力と駐留米軍が停戦期限を3度延長して交渉を続けていた。
 一方、AP通信は14日、2500人規模の駐留米軍部隊がシーア派の聖地ナジャフ郊外に集結したと伝えた。AFP通信の記者は、スペイン軍部隊の駐屯地付近で13日夜に激しい銃撃音や爆発音が聞こえたと報じた。また、住民の話として、同駐屯地が迫撃砲で攻撃されたと伝えた。 (04/14 12:57)
あさひ