【ねこまたぎ通信】

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日本政府は市民による人質解放努力の扉を閉ざすな 国際NGOが緊急声明

 イラクの日本人人質解放について「グローバル・ウォッチ」(パリ)は11日緊急声明を発表し、日本政府の姿勢は市民ネットワークによる3人の救出努力を無駄にしかなねいと警告した。星川淳氏(作家・翻訳家)のメッセージとともに紹介する。
<星川氏のメッセージ>
この情報は実質的に救出に動いている関係者からのものだという。です。
なるべく多くの人に回し、政府関係者に警告を発しましょう。
今回、日本政府は明らかに人命より対米追従を優先し、まったく無策のまま、イラクの人びとと市民による努力の成果をタナボタ式に横取りしようとして、好転しつつあった事態を悪化させています。「政府の対応は正しかった」などと、口が腐っても言わせてはなりません。日本政府は何もする気がない、それ以下です。
<緊急声明> 
日本政府へ、そして反戦市民、団体すべてへ
アルジャジャーラにたいする川口外相の声明、外務省報道官の声明は、拉致グループを激怒させるに充分です。
わたしたち、グローバル・ウオッチはバグダッド経由の警告を受け取りました。(パリ時間正午12時15分)
これ以上、日本政府が自衛隊派兵の正当性を主張し、米軍と組んでイラク民衆>> を攻撃しようとするなら、人質解放の扉は閉ざされる危険性があるだろう、との警告です。
私たちは、日本政府がいっさいの無意味なアジテーションをやめ、今回の人質解放に繋がる道を開いたのは、政府の努力ではなく市民たちのネットワークであることを素直に認めるべきである。拉致グループを含め、イラク民衆が望んでいるのは、あらゆる外国の軍隊のプレザンスの退去であり、占領の早期終結です。
以上のことが尊重されないなら、拉致された日本人の生命に万が一のことが起こった場合のあらゆる責任は日本政府にあると判断されても仕方がないでしょう。
グローバル・ウォッチ/パリ
コリン・コバヤシ

PS:日本政府へ転送できる方は転送をお願いします。

日刊ベリタ