【ねこまたぎ通信】

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米軍の行為、フセインと変わらず…イラク宗教指導者

 【バグダッド=中津幸久】イラク駐留連合軍とイスラム教シーア、スンニ両派との衝突が拡大する中、イラクの宗教指導者らが7日、相次いで米軍非難の声を上げ始めた。

 スンニ派団体「ムスリム聖職者委員会」副委員長のアハマド・アブドルカフル師は「すべてのイスラム教聖職者は、各地で無実の人々の命を奪った米軍を強く非難する」との声明を出した。多くのスンニ派モスク(礼拝所)では米軍に対する「ジハード(聖戦)」を叫ぶ声が広がっている。

 シーア派のジャワド・ハーリシー師も声明を出し、「占領軍の残虐行為は人々を困難に陥れており、旧フセイン政権の悪業と変わらない」と米軍を糾弾した。

 また、全国の大学は10日から米軍に対する抗議の座り込み実施を決めた。

(2004/4/8/01:00 読売新聞 無断転載禁止)

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