【ねこまたぎ通信】

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サマワで高レベルの放射線 劣化ウラン弾の影響か

 自衛隊の派遣予定地となっているイラク南部サマワバグダッド国際空港の兵器残がいで、高いレベルの放射線を民間の研究機関などが11日までに確認。現場を訪れたフォトジャーナリストの森住卓さん(52)は「劣化ウラン弾が使われたことがはっきりした。長期滞在した場合は被ばくの危険は避けられない」と指摘している。

 森住さんは今月4日、サマワに放置されていたキャノン砲を発見。砲の付け根部分にめり込むなどして弾自体は確認できなかったが、被弾個所からは手持ちの計器で自然レベルの20倍以上の線量が測定された。

 場所はサマワ中心から約1キロのユーフラテス川沿い。森住さんが住民から聞いた目撃情報によると、3月下旬にアパッチヘリから攻撃があったという。

東京新聞