【ねこまたぎ通信】

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アルゼンチン大統領選挙まで1週間

 【サンパウロ20日綾村悟】南米アルゼンチンで今月二十七日、大統領選挙が実施されるが、最新の世論調査ではカルロス・メネム元大統領(1989−99)が僅差で他の候補をリードしている。ただし、主要上位四候補が、現在のところともに二割以下の支持率しか得ていないため、得票率上位二者による決戦投票(五月十八日予定)は確実と見られる。
 現在、イボペやラナシオン社など主要世論調査会社の調査では、正義党(ペロン党)のメネム元大統領以下、ドゥアルデ現大統領が推薦するキルチェネル・サンタクルス県知事(ペロン党)、サア元大統領(ペロン党)と、エリザ・カリオ女史(平和共和党=中道左翼)が僅差で決戦投票入りをめざし戦っている。

 優勢が伝えられるメネム大統領だが、有権者の過半数以上が「メネム大統領には投票しない」と世論調査で答えており、決戦投票の相手次第では苦戦を強いられる可能性もありそうだ。