シリア外相：米がシリア攻撃ならイスラエルが代償−ハーレツ紙

　　テルアビブ　４月14日（ブルームバーグ）：イスラエル紙ハーレツ（オンライン版）が14日報じたところによると、シリアのシャラ外相は、米国がシリアを攻撃した場合はイスラエルがその代償を支払うことになると警告した。

　　同相は13日のドビルパン仏外相との会談後の記者会見で、この警告を発したもので、シリアが米軍から逃れたイラク高官を受け入れているとの指摘を否定した。

　　ブッシュ米大統領は13日、フセイン政権の要人を受け入れないようシリアに警告。それに先立ちラムズフェルド米国防長官は、米軍に手配されているイラクの指導者がシリア経由で逃亡を図る一方、米軍への自爆テロを実行しようとしてイラク入りするシリア人があるとしてシリアを非難していた。