【ねこまたぎ通信】

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記者砲撃死に米国防総省「危険わかっていたはず」

 米軍の砲撃などによりバグダッド市内で8日にジャーナリスト3人が死亡した問題について、米統合作戦本部のマクリスタル作戦副部長は同日の会見で、「市街戦の危険性は何度も説明してきた。それでも、そこに身を置いたのはあなた方だ」とメディア側に責任を転嫁する一方、兵士には自衛権と応戦義務があることを強調した。米軍の過失を問う声が強まるなか、謝罪の言葉は一切なかった。
 米軍は、メディアの取材拠点であるパレスチナ・ホテルを戦車で砲撃した。先にホテルの方向から狙撃されたのが理由、と米軍は説明しているが、現場にいた記者たちは全面否定している。
 クラーク報道官は会見の冒頭で、新たに戦死した米軍人の名前と所属を1人ずつ紹介して功績をたたえた。3人のジャーナリストには短い哀悼の言葉のみで、「戦争は本質的に悲劇的なものだ」と述べるにとどめた。
 国際ジャーナリスト連盟(本部ベルギー)のホワイト事務局長は「米軍はジャーナリストを故意に攻撃したと思う。重大な国際法違反だ」とAP通信に語った。
(04/09 11:05)