世界は平和を欲している。
ジャカルタで反戦集会、イラク開戦以来最大規模
[ジャカルタ 30日 ロイター] インドネシアの首都ジャカルタ中心部で、イラク攻撃に反対する市民集会が行われ、大勢の参加者が反米スローガンを叫びながら、米国大使館までの道のりを行進した。
世界最大のイスラム教国であるインドネシアで、イラク開戦以来最大規模の街頭デモ。10車線の大通りは参加者らで埋め尽くされ、交通がまひ状態に追い込まれた。目撃者らによると、群衆は正午前に少なくとも10万人に膨らみ、現在も増えつづけているという。
主催者側は、参加者が既に25万人に達したとしている。
参加者の大半はイスラム教徒だが、ローマ法王ヨハネ・パウロ2世のことばの入った旗を持つキリスト教徒や、漢字で平和スローガンを掲げる地元の華人も見られるという。