米、事実関係調査に時間も 誤爆連続は最悪のシナリオ

　【ワシントン２８日共同】イラクの首都バグダッドの商店街が米英軍の空爆を受け、市民多数が死亡と伝えられている「誤爆」について、米英軍は綿密に調査する方針とみられ、事実関係の発表には時間がかかりそうだ。ブッシュ米政権にとって誤爆の連続は最悪のシナリオだからだ。

　米軍は住宅や商店が密集する首都攻防戦を目前に控えているだけに、一般市民を巻き込んだ誤爆や誤射の発生に神経をとがらせている。誤爆が引き金になり、アラブ諸国の反米感情や国際社会の反戦運動が一層高揚する可能性がある。

　「独裁者からの解放者」であるはずだった米軍は、期待していたほどイラクで一般市民の歓迎を受けていない。今後の戦闘で一般市民を味方につけるためにも誤爆は最小限に抑える必要がある。

　米国防総省は、サダム・フェダイーン（サダム挺身＝ていしん＝隊）の民兵が投降する兵士や助けを求める一般市民を装って米兵を不意打ちしたり、ミサイルや戦車などの重火器を意図的に住宅密集地域に配備、米軍の攻撃に一般市民を巻き込ませるような「かく乱戦術」を展開していると非難している。

　米中央軍はバグダッド北部の市場で二十六日、民間人十五人が死亡したミサイル爆撃について、誤爆の可能性を排除しなかったが、空爆目標のミサイル施設が民家から近くにあり、一般市民を危険にさらしているのはフセイン政権だと逆に非難している。
（了）　０３/２９

●爆弾を落としてる奴がいうな。どこに何があろうとこっちの勝手、大きなお世話だ。ついでにいうと、一般市民が銃を持って戦うのは、侵略者が聖地を蹂躙しているからであり、そのことについて文句を云う筋合いではない。だから、大量無差別殺戮兵器で大虐殺をする以外に、お前たちに勝ち目はないのさ。やってごらんよ。