一方こちらでは，

救援物資だの人的交流だののために停戦ラインの５箇所が開放されることになりました．

カシミール　停戦ライン　５カ所開放

http://www.tokyo-np.co.jp/00/kok/20051031/mng_____kok_____002.shtml

【バンコク＝平田浩二】イスラマバードからの報道によると、パキスタン地震で甚大な被害を受けたカシミール地方でのインド、パキスタンの救援協力の実現に向けた両国の局長級協議は三十日未明（日本時間同日午前）、事実上の国境である実効支配線（停戦ライン）の五カ所を十一月七日から開放し、双方のカシミール住民の越境を認めることで合意した。
開放で停戦ラインで分断されている親族の交流や救援物資の提供の受け渡しが可能になり、両国の関係正常化が一歩前進する。
協議は二十九日から始まった。インドの首都ニューデリーで同日夜、多数の死傷者を出した同時爆弾テロが発生したことで、インド側が協議の一時中断を求めたが、パキスタン側がテロを強く非難する姿勢を示したため合意にこぎ着けた。
共同声明によると、両国はチャコティ（パキスタン）−ウリ（インド）など五つの往来ルートを設定。救援物資は停戦ラインの往来地点でのみ州政府当局が受け渡しを行い、分断状態の家族については車両使用は不可とし、徒歩での越境を許可する。
交流拡大は、パキスタンのムシャラフ大統領が十八日、停戦ラインを越えてインド側住民を受け入れると表明したことがきっかけ。これを受けてインド側が停戦ラインに三カ所の救援施設設置を表明したのに対し、パキスタン側は五カ所の開放を希望していた。
インド側の譲歩で合意に至ったが、インド政府はパキスタンからのイスラム過激派による越境テロへの警戒が強く、今回の同時爆弾テロ事件の捜査の進展いかんでは、再び両国関係が緊張する可能性もある。

仲良くしちゃ困る人がいるんですかね．

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