Whole Body Imaging
搭乗客を「丸裸」にする探知機に待った、法整備必要と 米国
http://www.cnn.co.jp/business/CNN200905190036.html
「丸裸」状態になってしまう探知機の映像
ジョージア州アトランタ(CNN) 空港のセキュリティ・チェックで試験導入されている最新鋭の探知機が、搭乗客をまさに「丸裸」の状態で映し出しており、法整備がないままに本格導入するのはプライバシー保護の観点から問題があるとして、米国のプライバシー保護団体が国土安全保障省に対し、機器の使用一時停止を求める訴えを起こす計画を立てている。
保護団体が反発しているのは、「whole-body imaging」と呼ばれる機器。2007年11月にアリゾナ州フェニックスの空港で初めて導入され、現在では全米で40台が導入されている。1台あたりの価格は17万ドル(約1632万円)。米運輸保安局(TSA)によれば、米国の19空港で試験導入している。
TSAによると、この機器は金属と非金属の両方を探知することができるため、搭乗客の安全に非常に役立っているという。また、搭乗客1人あたりの探知時間が15─30秒と短くて済む。職員が金属探知機を手に持って調べる現在の方法では搭乗客1人あたり2─4分ほどかかっているため、時間が短縮され効率が良いといった利点を強調している。
しかし、プライバシー保護団体は、人間の体が丸裸の状態で映り、まるでストリップのようだと指摘。この機器の利用の目的や是非などについて「航空乗客は知る必要がある」として、なんらかの法整備が必要だと訴えている。
Whole Body Imagingとか、Whole Body Scanningとかいう画像診断技術を利用して
911以降テロ対策の一環としてあちこちの空港施設に設置されたわけですが、
すっかり透ケルトンであるから、撮される方としては大変恥ずかしい。
イラク戦争開戦直後にも話題になりました。
●米当局、搭乗客の裸体まで映し出すボディースキャナーの導入を検討 - 【ねこまたぎ通信】
参考
●NET-Messena index japanese
●NET-Messena index japanese
●JAMIT 日本医用画像工学会
おまけ