【ねこまたぎ通信】

Σ(゜◇゜;)  たちぶく~~ Σ(゜◇゜;)

 ドーハラウンド

WTO閣僚会議ドーハラウンドは決裂しました.
何かというとすぐに暴力をふるう世界の広域暴力団米国,以前から予想していた経済破綻とドル基軸崩壊がますますリアルに見えてきた.
植民地時代から収奪し蓄積し続けた資本と軍事による暴力しか他国より優れたものを持たない欧米先進諸国は,近年めきめきと力をつけてきたBRICS諸国,特にインド,中国にはタジタジのようで喜ばしい限りである.
バカのダブヤに「食料高騰はインドのせい」なんて言いがかりをつけられて頭に来ているでしょう.「石油高騰も需給バランスのせい」だそうだし,戦争するのも「テロのせい」って自分の国が世界最大のテロ国家のくせに,何でも他人のせいにする.
新自由主義と縁を切ることを真剣に考えた方がよい.

WTO閣僚会合決裂 緊急輸入制限、米国とインドが対立

http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20080730AT2M2903029072008.html


ジュネーブ=馬場燃】世界共通の貿易自由化ルールづくりを交渉していた世界貿易機関WTO)の閣僚会合は29日(日本時間30日未明)、先進国と途上国の溝が埋まらず、決裂した。農産品の輸入増に対抗する特別セーフガード(緊急輸入制限措置)の条件緩和を求めたインドが米国と激しく対立し、歩み寄れなかった。大筋合意に近づいていた議論は土壇場で一転。「最短でも米国の新政権が軌道に乗る来年半ばまでは交渉再開は難しい」との見方も強まっている。
今回の多角的通商交渉(ドーハ・ラウンド)には153の国と地域が参加した。農産品や鉱工業品の関税を一律に削るルールをつくり、世界全体の貿易拡大につなげる狙いがあった。2001年末から7年に及ぶ議論を重ねたものの、急速に発言力をつけた新興国と、議論を主導する力を失いつつある先進国の溝は大きかった。
今回の交渉は21日から各国閣僚が議論を始め、とくに28日は翌日未明まで14時間にわたって妥協点を探った。29日も少数国会合で打開を目指したが、失敗。同日で会合の日程を打ち切った。(01:30)

セーフガード 緊急輸入制限措置/現代政治用語辞典/Pol-Words NET
世界貿易機関 - Wikipedia
ドーハ開発ラウンド - Wikipedia

独自の開発計画を描く南アジア地域協力連合(SAARC)

IPSJapan2008/07/29
http://www.news.janjan.jp/world/0807/0807283120/1.php


現在、地球規模の食糧危機、エネルギー問題、気候変動による南アジアへの影響が懸念されている。今年の南アジア地域協力連合(SAARC)の重要議題は、食糧安全保障を視野に入れた農業部門の拡大と投資である。さらに栄養政策や学校給食制度なども話し合われる。
南アジア 貧困 IPS
国連IPS=タリフ・ディーン、7月21日】


カナダのトルドー元首相は隣国米国を巨象にたとえ、「その巨体の振動を常に感じる」といったが、南アジア地域協力連合(SAARC)にとっては、アジアの超大国になりつつあるインドがその巨象である。SAARCは7月末にスリランカで首脳会議を開く予定である。
アフガニスタンバングラデシュ、ブータン、インド、モルディブ、ネパール、パキスタンが加盟するSAARCは、世界最大の地域組織で15億人を擁するが、そのうちインド人は10億人を超えている。
一方、スリランカのE.コレア元駐米大使によると、インド側も周辺小国の結束した対抗姿勢を懸念しており、すべてのSAARC諸国が地域協力の長期的利益は追求する価値があるという考えを共有している。「インドの影響にはプラスの面もあり、その指導的立場は進化している」
SAARCは南アジア自由貿易地域(SAFTA)の設立、SAARC開発基金、SAARC食糧銀行、南アジア大学の設立計画など、功績が評価されている。南南協力が促進され、SAARC内の貿易は活発で、観光や人的交流も盛んになっている。
しかしながら現在、地球規模の食糧危機、エネルギー問題、気候変動による南アジアへの影響が懸念されている。今年のSAARCの重要議題は、食糧安全保障を視野に入れた農業部門の拡大と投資である。さらに栄養政策や学校給食制度なども話し合われる。
SAARC憲章は論争となりやすい二国間の問題の討議を禁じている。地域協力は問題に連帯して取り組んで解決を図る機会を提供することに意味がある。また、SAARCは多数決ではなく全会一致の意思決定を原則としている。そのためには時間、忍耐、相互の信頼、さらに問題解決に向けた真摯な決意が必要とされる。
だが全会一致であれば決定は確固としたものとなり、不平を抱く少数派を作り出すことがない。独自の開発を目指すSAARCについて報告する。(原文へ)
翻訳/サマリー=加藤律子(Diplomatt)/ IPS Japan 武原真一

IPS関連ヘッドラインサマリー:
南アジアの地域協力進む
http://www.news.janjan.jp/world/0704/0704153774/1.php

国連、途上国の経済統合を歓迎
http://www.news.janjan.jp/world/0712/0712277989/1.php

南アジア地域協力連合 - Wikipedia
http://chiezou.jp/word/%E5%8D%97%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2%E5%9C%B0%E5%9F%9F%E5%8D%94%E5%8A%9B%E9%80%A3%E5%90%88
南アジア自由貿易圏が発足 - ウィキニュース
South Asian Free Trade Area - Wikipedia, the free encyclopedia
http://jp.ibtimes.com/article/biznews/080605/20287.html
インドビジネスニュース/情報サイト『ビジネスプレミアム』
ビジネスリーダー :日本経済新聞
BRICs - Wikipedia
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カネなら返さん エボ・モラレスの「地球を救うための10の掟」


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