"SAW" in my brain

人間は毎日いろんなことを考えている．
考えは休むことなく毎秒毎分毎時果てしなく続けられる．
残念ながら大半はロクでもないことを考えているわけで，四六時中思考している割には立派なことはほとんど考えていないわけである．下手の考え休むに似たり，とはそのとおりなのである．私はとてつもなく長い通勤電車の中でよく沈思黙考するのだが，駅の階段で拝見したお嬢さん方の美しいおみ足だけで，小一時間は黙考できる．
ブログなんてのは一応他人に読ませるために書いているわけだから，いっちょまえにプレッシャーなど感じて，そのロクでもないことを他人にそのまま聞かせるのは大変恥ずかしいので，どう表現したら面白いだろうかとか，どう脚色したら話が広がるだろうかとか，いろいろ考えこねくり回して悩み抜いて書くわけである．でも，いざ書こうとすると途中で行き詰まって，やっぱくだらねー，と投げ出してしまうことがしばしばである．
だから，くだらないことを延々ずらずらと毎日書かれている，毎日飽きもしないでどうでもいいことをただただ惰性で書いておられる毎日勤勉に心に映るよしなしごとを軽佻浮薄軽妙なタッチで読ませることが出来る方は，ええい，もうどうでもいいけど，ま，大変すばらしいと思う．とにかくたくさん書くだけでも素晴らしい．読まないけど．
人間の脳というのは，寝ている間も活発に活動している様子で，というより，起きているときよりより一層複雑怪奇でエネルギッシュに活動しているようで，こちらが結構面白い．昔，夢日記なんぞをつけていた時期がありまして，これはいつ読み返してもたいそう面白いのである．
私の場合，意味不明の象徴夢よりも物語性の強い夢を見ることが多くて，この二日間は連続殺人事件が二話連続で放映中である（未完）．これがベラボーに面白いストーリーなので是非脚本化してハリウッドに持って行ってやろうかと思っているのだが，次々と子どもが犠牲になるちょっとえげつない話で，目覚めたときに自分自身も気持ち悪くなるストーリーなので，Ｒなんとか指定でどうにかならんかなぁ，と思っている．
あれ？
思っているのだが，思い出して反芻していると，どっかで観たことのある展開にはたと気が付く，これも夢ではよくある話で，案の定，物語の展開だけでなく，シーンのコマ割まで，とあるホラー映画とよく似ているのだ．うーん．仕掛けは斬新なんだが，確かにこれは，あれ，だなぁ．一部紹介すると，犯人が警察に挑戦状として送りつけてくる処刑用仕掛けの部分拡大写真がたくさんあって，その中に犠牲者の肉体の一部が写り込んでいるものがある，そして，そんな写真の数々がフラッシュバックで映し出される，っていうシーンがあるんだけど，これは，まさに，あれ，だよ．
そういや，この土日熱を出して寝込んでいたのだが，うなされながら，古い某映画雑誌の別刊ＳＦ・ホラー・スプラッター映画特集を読んでいたのを思い出した．それでかー．
って，興ざめすると，この話をここに書いているのも興ざめになるのである．
興ざめではあるが，とりあえず今日はこのままアップする．
ε-(ーдー)ハァ
でも，オチはどうなるのかなー．
オチをいろいろ考えてみる．

くだらないオチを思いついた．

つづく．

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