【ねこまたぎ通信】

Σ(゜◇゜;)  たちぶく~~ Σ(゜◇゜;)

 いわんこっちゃない

山積みの宿題にちゃんと答えてからの話でしょうに.

宝塚線運転再開先送りの可能性も 国交事務次官「白紙」

2005年05月30日20時24分
http://www2.asahi.com./special/050425/TKY200505300294.html

 脱線事故で107人が死亡したJR宝塚線福知山線)の運転再開について、国土交通省の岩村敬事務次官は30日の定例記者会見で、「現時点で運転再開に向けた話はJR西日本から聞いておらず、まったく白紙だ」と語った。JR西日本は犠牲者の四十九日法要を終えた来月13日の運転再開を目指して調整を進めてきたが、再開が先送りになる可能性も出てきた。

 岩村次官は「29日に北側国交相JR西日本を査察したが、その際に運転再開の話は出なかった」と説明。沿線住民から再開の強い要望があるとしつつも、カーブの速度制限ができる新型の自動列車停止装置(ATS)の設置や、余裕のあるダイヤ編成など、安全対策を確実に実施することが運転再開の大前提だと強調した。

 国交省によると、現場付近での新型ATS設置は6月上旬に終わるが、運転再開には鉄道事業法に基づき、ATSがきちんと機能するかを調べる完成検査が必要だ。また、現場や手前の直線での制限速度を下げるなどしたダイヤ再編については、JR西日本からは現時点で説明などはないという。このため国交省は、JR西日本が31日に同省に安全性向上計画を提出した際、運転再開に向けた同社の計画について説明を求める考えだ。

安全第一 - 【ねこまたぎ通信】


それであわてて昨日安全計画を出したわけ.(笑)

JR西日本が安全性向上計画を提出 日勤教育も見直し

2005年05月31日22時15分
http://www2.asahi.com./special/050425/TKY200505310365.html

 107人の死者を出したJR宝塚線福知山線)の脱線事故を受け、JR西日本垣内剛社長は31日、北側国土交通相に安全性向上計画を提出した。輸送力の強化を重視するあまり、安全対策がおろそかになっていたとして、来年3月のダイヤ改定時に主要路線を余裕のあるダイヤに再編、速度制限ができる自動列車停止装置(ATS)を導入し、運転士の日勤教育を全面的に改めることなどを盛り込んだ。安全関連の設備投資は、08年度までに新たに600億円を投入、総額2900億円となる。
 垣内社長は、「重大な事故を引き起こしたことを胸に刻み、安全に強い鉄道に作り直すことを誓い、この計画をまとめました」と陳謝。北側国交相は今後1年間、JR西日本に重点的に立ち入り監査し、計画の進行具合を調べる考えを示した。
 事故の背景として、計画の中で、所要時間の短縮や輸送力増強に傾注するあまり、安全設備の整備が遅れたと指摘。42人が死亡した91年の信楽高原鉄道との衝突事故など重大事故が起きても、「前例主義」や「縦割り意識」の影響で、対症療法的な再発防止策に終始したと総括した。
 また、信賞必罰による職場管理の悪影響で「減点主義」がはびこり、上司に部下が進言しにくい雰囲気を生む一方、経営トップは現場の状況をきちんと把握せず、風通しの悪い企業風土が築かれ、数々の事故の前兆も現場でもみ消されていたとした。
 こうした点を踏まえた事故再発防止策として、手前の直線との制限速度差が30キロ以上ある1100カ所のカーブでATSの整備を進める。ダイヤも、京阪神の主要路線を中心に来年3月をめどに、制限速度を抑え、駅での停車時間を延長して、遅れても容易に取り戻せる余裕のあるダイヤに再編する。
 6月〜8月を全社的な「緊急安全点検期間」に定め、社長らが現場に足を運び、ミーティングを重ねる。自分に都合の悪い情報も積極的に報告できるよう、減点主義を撤廃する。懲罰的と批判された日勤教育も実践的な内容に改め、事故を起こした場合は原則1週間などと期間を明示した。