【ねこまたぎ通信】

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予防策奏功 香港の隣りのマカオ、SARS感染者ゼロ

 重症急性呼吸器症候群(SARS)とみられる肺炎をめぐり、中国広東省と香港の間に位置する旧ポルトガル植民地のマカオ特別行政区が10日まで感染者ゼロを続けている。周辺の流行に政府がすばやく対応し、市民総動員態勢で予防に努めた成果という。

 マカオ政府が50万人の市民に警戒を促したのは2月10日。肺炎が流行していた広東省の政府発表より早い。手洗い、室内の通気、人ごみを避けるなどの予防法も教え、以後学校や老人ホーム、住民団体に呼びかけて、市民ぐるみの建物・街路消毒キャンペーンを続けた。

 マカオは01年にデング熱が発生、観光に依存しているだけに、イメージ悪化を避けようと住民総動員の予防キャンペーンに取り組んだ。街の清潔さには定評がある。 (04/11 11:28)