【ねこまたぎ通信】

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 新時刻表

今朝JR福知山線の新時刻表をいただきました.
旧時刻表と見比べてみますと,尼崎・大阪での現行乗り換えにあわせて,速度を落とした分だけ運行時間が繰り上げになっています.篠山口駅で大体2分程度以前より早い出発になっています.
時刻表でちょっと気になるのは,新型ATS−Pに未対応のはずの183系の特急「北近畿」なんですが,車両を入れ替えたのでしょうか?
その辺の説明がないのでご存じの方いらっしゃったら教えてください.

京阪神近郊で6割 新型ATSに未対応車両

2005年05月07日(土)
http://www.sankei.co.jp/news/050507/evening/08iti002.htm

 JR西日本は、福知山線の新型ATS(列車自動停止装置、ATS−P)設置の工事を実施しているが、同線を走る特急「北近畿」などの一部編成が新型ATSに対応しないことが七日、分かった。「新型ATS全編成での実用化」が復旧の前提となれば、線路上の設備が整っても、新たに編成の配置を変更しなければならず、復旧までの道のりは険しそうだ。
 新型ATSは、走行中の列車が制限速度を超える恐れがあるとき、運転士の操作に関係なく自動的にブレーキをかけるシステム。列車速度を感知し、電波で信号を伝えるため、線路上と車両上の両方にアンテナが必要となる。
 福知山線には、脱線した207系車両のほか、221系、201系、113系、117系、特急「北近畿」「文殊」用の183系などが走っている。JR西によると、このうち新型ATSの車上アンテナを搭載しているのは207系、221系、201系など。
 アーバンネットワークでは約六割にあたる車両が新型アンテナ未設置で、旧型ATS(ATS−SW)にしか対応していない。
 新型ATS整備をめぐっては、北側一雄国土交通相が「新型ATSの整備が運転再開の大前提」と発言したことを受け、同社は早期復旧を目指して伊丹−新三田間の工事を三日から再開している。しかし、線路上の作業に比べて、車両にアンテナを搭載する作業は時間がかかるという。
 線路上のアンテナ設置を終えれば運転再開が容認されるのか、全編成が新型対応となることまで求められるのか不明だが、国交相は「十分な安全対策の上で運転再開が検討課題となる」としており、編成の運用まで踏み込む可能性もある。
 列車編成の変更まで必要となった場合、新型ATS対応車両に限りがあるため、運転再開に時間がかかるうえ、車両の検査計画などに影響が出てくる可能性も指摘されている。