2004-07-13 ウラン鉱崩壊、9人死亡−コンゴ アフリカ 【ヨハネスブルク13日長野康彦】中部アフリカ・コンゴ(旧ザイール)民主共和国からの報道によると、同国南部のウラン鉱が先週末崩壊し、採掘していた男性九人が生き埋めとなって死亡した。同鉱は今年初めに閉鎖されたが、その後も不法採掘が続いていた。 同鉱産のウランは第二次大戦当時、宗主国ベルギーから米国へ売られ、広島と長崎に投下された原爆の製造に用いられたことで知られる。現在でも不法採掘が続いているため、ウランがテロリストグループの手に渡る恐れもあるとして、国際原子力機関(IAEA)は懸念を表明している。 2004/7/13 18:01