【ねこまたぎ通信】

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 殉教

シオニスト1名の銃撃によりパレスチナ人1名が殉教

2009/06/02 Tuesday 14:08:45 IRDT

http://japanese.irib.ir/index.php?option=com_content&task=view&id=7538&Itemid=54


ベイトルモガッダス・エルサレムで、シオニスト1名の銃撃により、パレスチナ人1名が殉教しました。
2日火曜未明、ベイトルモガッダスで、パレスチナ人の活動家1名が、あるシオニスト侵入者の銃撃により殉教しました。
また、シオニスト政権イスラエル軍は1日月曜夜、ヨルダン川西岸で、新たにパレスチナ人のグループの身柄を拘束、連行しました。
現在、イスラエル刑務所には、1万2千人に近いパレスチナ人が非常に劣悪な環境のもとに拘留されています。
PCHR Weekly Report: 16 wounded in 46 incursions by Israeli troops this week - International Middle East Media Center
Palestinians Not Allowed Into Egypt - International Middle East Media Center

IRIBイランイスラム共和国国営放送・国際放送ラジオ日本語のウエブはいつもチェックしている。

イランの国営放送ですから、イスラエルシオニスト=悪の姿勢は当然のごとく徹底しているが、上記のような一人一人の死に対する情報を報道する姿勢はいつも感心しながら購読している。

イスラエルによる空爆やミサイルなどによる大規模な攻撃については、日本を含めて世界各国のメディアがこぞって報道しているのだが、こういうパレスチナの日常の中で起こる事件についての報道は全くと言っていいほど取り上げられることがない。

以前にも書いたことだが、頻繁に起こる単発の死の恐怖と向き合いながら日々の暮らしを生きるということがどういうことなのか私たちは想像できないでいる。

ひとたび大規模な戦闘が起これば当然多くの無辜の死をもたらすのだが、それ以上に心に巣くった恐怖の闇がたくさんの人々を覆うことになる。心的外傷で病院に運び込まれる人たちは、戦闘によって傷を負った人以上に多い。

その背景にあるのが、日常の中の一発の銃弾なのである。

一発の銃声、一発の砲声が、「無傷の死」をもたらすことだってあるのだ。


Gaza Holocaust Museumより 7

非暴力デモでひとりが殺された@ビリーン村

Remember These Children


また、最近の報道では、ハマスファタハの権力闘争とイスラエルによるガザの武力封鎖によって、ガザの病院に入院している重篤患者の多くが命の危険にさらされており、保健相によると封鎖以来324人の患者が命を落としたと伝えられています。

Power struggle killing patients | The Electronic Intifada

強制収容所と化したガザ - 【ねこまたぎ通信】