【ねこまたぎ通信】

Σ(゜◇゜;)  たちぶく~~ Σ(゜◇゜;)

 パレスチナ映画の上映会

関西の皆さん,お待ちかね,な情報です.
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
です.

今回はお知らせ中心の通信です。関西以外の方、ごめんなさい。
「Nakba」上映情報もついてます。(ビ)

   **以下、転送を歓迎します**   
○○○ナブルス通信 2008.4.18号○○○
   「パレスチナ映画特集@大阪」
    http://www.onweb.to/palestine/
      Information on Palestine
 
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> >◇ガザへの攻撃

封鎖に加えて、ガザへの攻撃も続いています。水曜(16日)には、20人ほどがイスラエル軍によって殺されました。そのなかのひとり、ロイター通信のカメラマンだったシャナさんが、最後に撮影していた映像が公開されています。

以下からリンクを辿ってみてください。

http://0000000000.net/p-navi/info/news/200804172356.htm

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> >◇パレスチナ映画特集@大阪

広河隆一監督作品 「パレスチナ1948 Nakba」 の 東京での上映は4月25日までとなったそうだが、大阪での上映も19日から始まる。それに合わせて、かつてない規模でのパレスチナ映画特集が、「シネ・ヌーヴォ」(大阪・九条)で開かれる!「私たちはパレスチナのことを何も知らない」と題されて上映される作品は12タイトル。近年公開されたパレスチナ関連の名作が勢ぞろいしているという豪華さ。大阪近辺の方は、見逃していたものや、もう一度見たいものをぜひ、この機会に。

ほとんど「パレスチナ映画祭」といった趣なので、広く知らせたいと思いました。大阪近辺のご友人などにもお知らせください。
(関西以外の方、ごめんなさい)。


映画はそれぞれの好みがあるからなんとも言えないけれど、私のお薦めは……
(新作である広河さんの 『パレスチナ1948 NAKBA(ナクバ)』は除く。下のリンクは私の紹介文)

ルート181 パレスチナイスラエル 旅の断章』 ……
2003年/ベルギー・フランス・イギリス・ドイツ/270分 
監督:ミシェル・クレイフィ、エイアル・シヴァン。
パレスチナの地を二分するために国連決議181号で定められた分割線で、実際には境界にならなかった架空の道<ルート181>。2002年夏、パレスチナ人のクレイフィとイスラエル人のシヴァンの両監督はこの道を辿る旅に出る。そこであらわになる様々な<境界>に取り囲まれた生の現実と、歴史の襞が織り込まれた記憶は、今を鋭く問いかける。」
http://0000000000.net/p-navi/info/info/200509011703.htm


『アルナの子どもたち』 ……
2003年/イスラエル/84分 監督:ジュリアノ・メール・ハミース。
パレスチナのジェニン難民キャンプの中で、子どもたちに勉強以外に絵画やダンスなど自己表現の仕方を教える事業を開始したアルナ・メール。しかし95年にアルナが亡くなるとジェニンでの活動は小規模化していった。本作の監督でアルナの息子でもあるジュリアノはジェニンキャンプにイスラエル軍が侵略し多くの犠牲者が出た事を知り、この地を訪れ、選択の余地のない人生を歩むパレスチナの現状を目の当たりにする。」
http://0000000000.net/p-navi/info/column/200510082005.htm


『ガーダ パレスチナの詩』 ……
2005年/日本/106分 監督・撮影:古居みずえ。
パレスチナを18年間取材し続けてきた日本人フォトジャーナリスト・古居みずえは、現地取材の通訳として知り合った本作品の主人公・ガーダを12年間撮り続けた。本作では、自立した女性として生きようとするガーダの12年間を縦軸に、ガーダが訪ね歩く女たちを通してパレスチナの過去・現在・未来が描かれている。」
http://0000000000.net/p-navi/info/info/200605080204.htm


と、とりあえず3つ挙げてみたが、『パラダイス・ナウ』も、『シャティーラキャンプの子供たち』も捨てがたい。期間は4月19日〜5月16日まで。『パレスチナ1948 NAKBA(ナクバ)』の関西初上映も同時に行われている。こちらもナクバ(大災厄)=イスラエル建国によるパレスチナ人の離散から60年となる今年、ぜひ多くの人に見てもらいたい。

上映作品とスケジュール: パレスチナ映画特集
http://www.cinenouveau.com/x_cinemalib2008/palestine/palestine.html

シネ・ヌーヴォ」への行き方
http://www.cinenouveau.com/map.htm

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パレスチナ1948 NAKBA(ナクバ)』上映情報

東京・ユーロスペース……4月25日(金)まで

大阪・シネ・ヌーヴォ……4月19日(土)〜5/2(金)
(5/3(土)以降はシネ・ヌーヴォXにて続映〜5/16まで)

神奈川・川崎市アートセンター……5月10日〜5月23日(金)
愛知・名古屋シネマテーク……5月17日(土)〜30日(金)
群馬・シネマテーク高崎……5月17日(土)〜
佐賀・シアターシエマ……5月17日(土)〜
長野・松本CINEMAセレクト……5月18日(土)のみ
神奈川・シネマジャック&ベティ……5月24日(土)〜6月6日(金)
広島・横川シネマ……5月31日(土)〜6月20日(金)
石川・シネモンド……6月28日(土)〜7月11日(金)

この後、北海道、岡山、兵庫、京都、沖縄で上映予定。
詳しくは公式サイト: 「パレスチナ1948 Nakba」
http://nakba.jp/  にて。
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◇この文章は以下に掲載されたものを若干改変
http://0000000000.net/p-navi/info/info/200804121637.htm

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> >◇Information 1

前回紹介した早尾貴紀氏による『ユダヤイスラエルのあいだ――民族/国民のアポリア』。(青土社)の価格が間違っていました。正しくは2600円+税(2730円)となります。(200円の誤差は大きかったですね)

ユダヤ思想家たちを追いながら、シオニズムについて、ナショナリズムについて鋭く考察する一冊です。「パレスチナ問題」と言われるものの根底にあるものを考えるために、読んでおきたいお薦めの本。Amazonほか、オンライン書店でも購入できます。

http://www.seidosha.co.jp/index.php?published

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> >◇Information 2

イラン・パペ来日講演集、近日刊行!

2007年に来日し、東京の3箇所で講演したイスラエルのニューヒストリアンを代表するひとり、イラン・パペ氏の講演内容が一冊にまとめられ、刊行されます(書店に並ぶのは来週くらいからのようです)。

『イラン・パペ、パレスチナを語る――「民族浄化」から「橋渡しのナラティヴ」へ』イラン・パペ(語り)、ミーダーン〈パレスチナ・対話のための広場〉(編訳)(つげ書房新社、2008年)2,940円

「今年2008年は、イスラエルが建国されたことでパレスチナ人の村が破壊され大量の難民が発生した1948年の「ナクバ(大破局)」から60年。その出来事を明確に、「民族浄化」として位置づけることで、ユダヤ人国家建国がいかに意図的な武力行使によってもたらされたのか、そして現在のイスラエル国家の対パレスチナ人政策がいかに差別的・暴力的なものかを、一貫して説明してみせます。「48年に発生し、現在も続く民族浄化」として。

さらに、パペ氏の講演は、たんなる告発にとどまりません。加害者・被害者の関係性、占領者側の責任を明確にしたうえで、なおパレスチナイスラエルが和解し今とは異なる枠組みで共存するための歴史教育を、つまり双方を「橋渡し」する歴史認識を提案します。」

(「パレスチナ・オリーブ」のサイトより引用させてもらいました)

講演内容に加え、質疑応答も収録し、きめ細やかで密度の高い講演集となっているようです。

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> >◇P-navi info 
[ボチボチ更新中。編集者ビーのblog。速報、インフォ、コラム]
http://0000000000.net/p-navi/info/

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(編集責任:ナブルス通信 )http://www.onweb.to/palestine/