【ねこまたぎ通信】

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 マドラサ

ペシャワール会:アフガンに教育施設「マドラサ」建設へ

http://mainichi.jp/select/world/news/20080227k0000m040166000c.html


パキスタンアフガニスタンで医療支援や水源確保事業などを続ける福岡市のNGO「ペシャワール会」(現地代表・中村哲医師)が、アフガン東部のナンガルハル州で、イスラム教の伝統的教育施設「マドラサ」の建設を始めた。孤児や貧困世帯の子供たちの養育が目的。マドラサ国連ですら建設を手がけたことがなく、非イスラム国の団体によるマドラサ建設は極めて珍しい。
マドラサは「神学校」と訳され、聖職者を養成する寄宿学校。10歳前後の子供たちにコーランや読み書きなどを教える「寺子屋」の役割もあり、イスラム圏に広く存在する。
アフガンのマドラサは90年代、旧支配勢力タリバンの幹部が育ったことで知られ、01年の米同時多発テロ後は「過激思想の温床」とみなされ、米軍による報復攻撃の対象にもなった。
会によると、建設場所は同州シェイワ郡で、会が農業用水路造成を進めている場所の近く。同郡は近年、隣国パキスタンなどから大勢の難民が帰還する人口急増地だがマドラサがなく、教育を受けられない子供が増えている。事情を知った会が郡政府に支援を申し出た。
約1万4000平方メートルの敷地に、300人収容の校舎と寮のほか、600人収容できるモスクも備える。総工費は二千数百万円。昨年12月に着工し、6月ごろまでに寮以外の工事を終え、開校させたい考え。運営費は郡政府や地元の篤志家らが出資する。
中村医師(61)は「マドラサは住民の精神的なよりどころだけでなく、孤児を育てるなど福祉施設の機能も持ち、地域安定に大きな役割を担っている」と建設意義を話している。【阿部周一】


 ▽イスラム圏の政治や文化に詳しい宮田律・静岡県立大准教授の話  イスラム社会の核となるマドラサの建設は着眼点が良い。日本のNGOが建設に携わることで、世界で強まる文明の衝突構造を弱める働きも期待される。同時にマドラサで過激思想が育たぬよう、運営を経済的に安定させることも必要だろう。

毎日新聞 2008年2月27日 2時30分

マドラサ - Wikipedia
http://www.islam.waseda.ac.jp/index.php?id=121
<ペシャワール会>アフガンに教育施設「マドラサ」建設へ ( アジア ) - オバハンからの気まぐれブログ - Yahoo!ブログ


やっぱり中村先生は冴えてますね.


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