【ねこまたぎ通信】

Σ(゜◇゜;)  たちぶく~~ Σ(゜◇゜;)

 辺野古の海 調査機器設置で珊瑚を破壊 あれやこれや

普天間移設調査でサンゴ破壊=市民団体が作業中止を要請

http://list.jca.apc.org/public/aml/2007-May/013576.html


★<動画>国の機材がサンゴを破壊(琉球朝日放送 21日)
http://www.qab.co.jp/01nw/index3.html

名護市辺野古沖で国が設置したサンゴの産卵状況などを調べる機材が、生きたサンゴ を破壊していることが分かりました。・・・

この動画は、近いうちになくなりますが、バックナンバーでしばらく見ることができ ます。
早めに見てください。

今回の辺野古への国の機材だけでなく、米軍の水陸両用軍車両が海に出て訓練する映像も入っています。

普天間移設調査でサンゴ破壊=市民団体が作業中止を要請 (時事通信 21日)

米軍普天間飛行場沖縄県宜野湾市)の移設先のキャンプ・シュワブ名護市)沿 岸部周辺海域で、那覇防衛施設局が現況調査のため設置した機材によりサンゴが破壊 されていたことが21日、明らかになった。見つけたのは、自然保護団体ジュゴン ネットワーク沖縄」のメンバーで「作業を直ちに中止すべきだ」と主張している。

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2007052100840

 

★正しい調査を行うよう訴えるため

ジュゴン保護キャンペーンセンターの吉川さんが署名を集めています。
http://www.thepetitionsite.com/takeaction/511549172?ltl=1178084943

夕べこの映像を見ました.
海兵隊辺野古の海を蹂躙しているところも.
前代未聞の自衛隊投入なのに作業が終わってから報道してもなー,って感じです.
琉球新報社説:サンゴ損傷・作業方法は適切だったか
沖縄タイムス社説:本末転倒の破壊行為だ
琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース
県、施設局に報告要求へ 辺野古沖サンゴ損傷 - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース
まだ,調査計画についても自治体に報告してないってさ.
杜撰にもほどがある.


やっちまった後でこんな言い訳しています.

首相「威圧でない」/海自動員

http://www.okinawatimes.co.jp/day/200705221700_03.html


【東京】安倍晋三首相は二十二日午前の参院外交防衛委員会で、米軍普天間飛行場代替施設周辺海域での現況調査(事前調査)で海上自衛隊を動員したことについて「いわば国の資源を有効活用した」と述べ、問題はないとの認識を強調した。また、自衛隊動員に仲井真弘多知事らが不快感を示していることについては「全く威圧ということは考えていない。掃海母艦も安全の作業を進めるためのバックアップとしてその場にいた。県側にも意図や必要性について誠意を持って説明していきたい」と釈明した。緒方靖夫氏(共産)への答弁。
久間章生防衛相は同日の閣議後会見で、知事の反応について「仲井真知事の持っているいろいろな県民感情。その辺を今後とも参考にして、大事にしていかないといけないなと思っている」と一定の理解を示した。
しかしその一方で、「(従来案でボーリング調査を実施しようとして反対派に阻止された)前回のことを考えたらどこまでやるか、万全を期して考えないといけない」と述べ正当性を強調した。
サンゴの産卵状況を調査する着床具の設置が終了したことについては「ダイバーの一人がレギュレーターを抜かれおぼれそうになったが、大したことにならずにほっとしている」と語った。

ダイバーがレギュレーターを抜かれたことに関しては,しっかり発言しているところはさすがです.
威圧でないなら県への打診がなかったのはどういうことさ*1
万全を期すためにはこれからはそこら中で自衛隊がしゃしゃり出て来るというわけか.
ガメラでも出てきたか?
http://gamera.jp/backnumber/report0139.html
自衛隊の対巨大生物交戦権に関する法的根拠について,これはかなり面白かった.^^;

いつもWEBサイトの管理お疲れ様です。本日、チャンネルNECOでG2を拝見しました。手元にレーザーディスクをそろえているのですが微妙に味わいが異なるような印象を受けました。これは単純に「G」フリークをサボっている証拠なのでしょうか(ToT)さて、今夜の作品の前後に金子監督のインタビューがございました。「ふむふむ^^」と拝聴させて頂いておりましたその中で「怪獣」と「日米安保」の関係について触れられていましたがそこの処でちょっと異を唱えたくて 久々にカキコさせていただきます。
やはり「日米安保」を絡ませないと大人のエンタテイメントにはならないと感じますそしてその余地は十分にあると感じますよ。以下は かつて「剛石」さんのWEBサイト「ギロねむ」で語ったものなのですが、怪獣映画で幼稚園を過ごし軍事マニアで小・中学生を経て 大学受験の際に「政治経済」を選択した結果、中途半端に3流私大の「あほう(法)」学部を卒業してしまったしがない営業マンが考えた「ガメラ」に対する自衛隊運用の「法的根拠」です。
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結論から申し上げますと
G1での国会決議によってガメラに対する防衛出動発令と、この範囲での先制攻撃を行う事は慣習法上合憲となりました。それではまず要約から……

  1. 国の交戦権を否認する日本国憲法自衛権の行使までは禁止していません。
  2. さらに日本国憲法は一定条件の下での武器の先制使用は禁止していません。
  3. その一定条件とは自衛権発動の3要件が満たされた場合です。
  4. 上記を前提に日本政府はさらに一定条件の下で自衛隊による武器の先制使用を行います。
  5. その一定条件とは相手側の明確な攻撃の意図を確認した場合です。
  6. これらの対象は「外部」からの武力攻撃、間接侵略その他の緊急事態であり外国勢力と限定している訳ではありません。
  7. 自衛隊による巨大生物排除は自衛隊法適用根拠が曖昧なため法制度等の整備が必要です。
  8. 従って巨大生物の諸活動を外部からの武力攻撃と認定し自衛権発動を容認することを、国権の最高機関である国会が決議することで、内閣総理大臣は初めて防衛出動の手続きを行う慣習法としての法的根拠を得ました。

(以下各論)

さて,今回の自衛隊動員の法的根拠は?

http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2007052002017524.html

沖縄県の住民は、「銃剣とブルドーザーによる接収」と呼んだ。一九五三年四月、米軍が土地収用令に基づき、座り込みで抵抗する住民を排除し、ブルドーザーで家屋を潰(つぶ)して民有地を接収。基地を拡張したことを指す。だから沖縄の米軍基地問題は、県民感情を抜きに語れない
名護市キャンプ・シュワブ沖で、米軍普天間飛行場の移設に向けた調査が始まった。サンゴの産卵やジュゴンなどの生息状況を調べるため、民間とともに自衛隊のダイバーが潜水し、機器類を備え付けている。調査地点から離れた海域には、海上自衛隊掃海母艦「ぶんご」が待機している
平時における自衛隊の活動には「(民間との)非代替性」「公益性」「緊急性」という三つの要件が満たされる必要がある。防衛省防衛施設庁という「身内」からの要請を受けて派遣を決めたが、三要件を満たしているのか疑問符が頭をよぎる
沖縄県は移設計画の見直しを政府に求めており、移設反対派は調査を阻止するため現地で活動している。そこへ自衛艦が姿を見せれば、県民感情として「圧力」との受け止め方が出てくるのは自然だろう。銃剣とブルドーザーの記憶が甦(よみがえ)る人もいると聞く
▼移設を決めた橋本龍太郎元首相とクリントン前大統領の間では、県民の基地負担に「敏感」に対応するとの約束事があった。基地の成り立ちを考えれば、不変の約束事として扱うことが望ましい
▼県民感情に鈍感に対応するようでは、国民感情にも鈍感に対応するのだろうと想像してしまう。沖縄の海から目が離せない。

(緊急災害時における)「公共性」は,「都道府県知事の要請」があれば担保されます,「緊急性」は差し迫った必要性のある場合をいいます.「非代替性」とは,自衛隊の部隊が派遣される他に適当な手段がない場合であって,民業を圧迫しないための要件です.
さあ,今回はいかがなものでしょうか?
都道府県知事の要請もなければ,差し迫った必要性も,自衛隊投入の必然性もないように思うが,法治国家であるなら法的根拠を示して欲しいものです.
自衛隊法第6章 自衛隊の行動 (第76条〜第86条)
適用できるものがありません.国内法ではあきらかに違法行為です.
「何から何を守る」のか - 【ねこまたぎ通信】


日本のガンジーたち