【ねこまたぎ通信】

Σ(゜◇゜;)  たちぶく~~ Σ(゜◇゜;)

 バイオ燃料,って?

日本でも最近出回っていますが.

「飢餓と干ばつで30億人が死に直面する」 食糧からの転換が可能なのか ブッシュ政権のエタノール推進政策を批判 カストロ議長

http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200705202058310


キューバカストロ議長が病床に伏してから初めて発表した論文が注目を集めている。高騰し続ける原油価格のあおりを受けた米自動車産業の要請を受けて、ガソリン燃料に替わる環境エネルギーとしてエタノールの導入を国策として進めることをブッシュ大統領が宣言した直後に、その宣言を「現実的な認識に全く欠けている」と批判を加えたからだ。1トンのトウモロコシからは平均413リットル、109ガロンのエタノールしか抽出できない。米国が10年後までに必要とするエタノールの量が、350億ガロンだからだ。3億2000万トンのトウモロコシが必要な計算になる。間違いなく飢餓が深刻な第三世界からの輸出で賄われることになり、新たな畑作地を確保するために森林が伐採される。その結果、現在の水不足に回復できないほどのダメージを与え、水を巡る戦争の可能性すら発生しうるのだと、カストロ議長は警鐘を鳴らす。キューバ共産党機関紙グランマの1面に発表された論文を紹介する。(ベリタ通信)

バイオエタノールは地球を救うのか 上林裕子

http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200610092142321


植物から燃料をとるバイオエタノールなるものがこのところ関心を集め、メディアにもしばしば登場する。石油価格高騰で、原料作物のトウモロコシ、サトウキビ、キャッサバなどの栽培が世界中で一挙に増えそうな勢いだ。栽培中心地は中南米、アジア、アフリカなど途上国。これらの地域は8億人を超える飢餓・栄養不測不足人口が集しているところでもある。このまま進むと限られた土地資源を燃料と食料で奪いある状況が生まれるだろう。石油に対抗するためには資源作物はできるだけ低コストで大量に作る必要がある。そのために小農民を土地からの排除しての資本による土地の集約化や、遺伝子組み換え作物の大々的な導入が進む恐れもある。農と食の問題に詳しいジャーナリスト、上林裕子さんは、手放しのバイオエタノールブームの落とし穴を警告する。(大野和興)

それでこういうことが実際に.
本当に真剣に考えないと貧困は拡大するばかり - 【ねこまたぎ通信】


関連
http://jp.ibtimes.com/article/general/070305/4849.html


おまけ
カストロとか,ゲバラとか,革命とか - 【ねこまたぎ通信】