【ねこまたぎ通信】

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 ブレンジンスキーの爆弾証言 黙殺する大手メディア

阿修羅掲示板で海外メディアの貴重な記事を翻訳されているバルセロナ氏の情報です.

【全訳】なぜメディアはブレジンスキーの警告(ブッシュ政権による新たな9/11でっち上げの可能性)に沈黙するのか?

http://www.asyura2.com/07/war88/msg/525.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2007 年 2 月 06 日 06:35:57: SO0fHq1bYvRzo


次の阿修羅投稿の続きです。

http://www.asyura2.com/07/war88/msg/499.html
ズビグニュー・ブレジンスキーが爆弾証言(『世界社会党ウエブサイト』英文より)

World Socialist Web Site(世界社会党ウエブサイト)は、上のさすればさんのご紹介にあるA political bombshell from Zbigniew Brzezinski
http://www.wsws.org/articles/2007/feb2007/brze-f02.shtml
に引き続いて、

Why is the US press silent on Brzezinski’s warnings of war against Iran?
「なぜ米国の新聞は対イラン戦争に関するブレジンスキーの警告に沈黙するのか?」
と題する記事を掲載しています。

たしかにブレジンスキーは、イラン攻撃の口実としてイラクか米国内でのテロ攻撃をでっち上げる可能性を語っていますが、同時にまた、暗に9・11が米国政権による内部犯行であったことも示唆しているように見えます。先日、彼が仕えたジミー・カーター元大統領がイスラエルアパルトヘイト政策を非難する内容の本を出版してシオニスト団体から激しい攻撃の的になっているのですが、
(参照)
http://www.simonsays.com/content/book.cfm?tab=1&pid=522298
http://www.democracynow.org/article.pl?sid=06/11/30/1452225
http://www.israelshamir.net/English/Eng9.htm

カーターとブレジンスキーのコンビは一体なぜ今このような「バラしていく」発言を行っているのでしょうか。今のところ明言は避けておきます。いずれにせよ、このWorld Socialist Web Siteの記事を全訳します。


http://www.wsws.org/articles/2007/feb2007/brze-f03.shtml

なぜ米国の新聞は対イラン戦争に関するブレジンスキーの警告に沈黙するのか?
バリー・グレイ著 ワシントンDCにて
2007年2月3日


大手の新聞とほとんどの放送局は、木曜日の上院外交問題委員会におけるズビグニュー・ブレジンスキー元国家政治顧問の驚くべき証言を報道することすらしなかった。

ジミー・カーター大統領の国家安全保障顧問であったブレジンスキーは、米国の外交指導部の中で最も優れた者の一人である。彼はイラクでの戦争をこき下ろす批判を行い、ブッシュ政権の政策が、米国の帝国主義に対して破滅的な結果をもたらすであろうイランとの軍事衝突を避けがたく導きつつあると警告した。

ブレジンスキーが示唆する最も明らかで不穏なものは、ブッシュ政権がイランへの軍事攻撃を正当化する言い訳となることを捏造するかもしれないということであった。ブレジンスキー「イランとの軍事衝突のためのまことしやかなシナリオ」と呼んでいるのだが、彼は次のような一連の事柄を採り上げた。イラクでの失敗がその基点となる。続いてそれをイランのせいにして非難し、次に何らかの挑発行為をイラクで行うかまたは米国内で起こるテロ活動をイランのせいにする。そしてついには、言うところの『防衛的な』米国のイランに対する軍事行動を起こすことになる・・・。」

こうしてブレジンスキーは米軍によるイラン攻撃が、あたかもイランの挑発とされるものへの防衛的な反応であるかのように紹介されながら、極めて攻撃的な行動となるであろうという見解を述べた。そして、さほど明白な言い方ではなかったのだが、ホワイトハウスは戦争への口実を与える米国内でのテロ攻撃を捏造する、あるいはわざとやらせる能力があることを指し示しながら言葉を結んだ。

このような証言が公開の議会の場で、米国の外交政策指導部で何十年もの経験を積みしかも軍事や諜報の機関と最も緊密なつながりを持つ者の口から聞こえるというのは、単に報道の価値があるばかりではなく最も重大で深刻な情報であることは自明の理である。客観的で意識の高い新聞やニュース・チャンネルならば必ず、このような展開を公衆に伝達することを義務であると見なすはずなのだ。

ところがである。ニューヨーク・タイムズワシントン・ポストも、金曜日の版でブレジンスキーの証言を記事の片隅にすら掲載しなかったのだ。USAトゥデイやウォールストリート・ジャーナルにも無かった。もちろんだが、これらの新聞は全部、ワシントンの閣僚のお歴々や議会の公聴会ではおなじみの連中、特にイラクでの戦争についての派手な政治的質問をやらかすような連中については記事を載せている。

彼らがこの話をもみつぶす決定をしたことについては説明するのも馬鹿馬鹿しいことだ。木曜日のワシントン・ポストは、その前日に上院委員会の前に姿を表したヘンリー・キッシンジャーの大きな2段のコラムと写真を掲載した。このリチャード・ニクソンの下で国務長官を務めた男は、ブッシュ政権の戦争政策に対する一般的な支持を証言したのである。

さらにワシントン・ポストのウエッブ版は、アソシエイテッド・プレスのブレジンスキーに関する記事を掲載した。その記事は、イランとの戦争に向かう道のブレジンスキーによる注目すべきシナリオに少しだが明白な変化をつけていた。そしてそれは、ブッシュ政権に対するブレジンスキーの批判の重要性と緊急性を覆い隠す効果を持つものだった。それは戦争正当化となるべき「米国内の」テロ攻撃を示唆する部分を省略したものだったのだ。そしてまた、イランに対する「防衛的な」戦争に関するブレジンスキーの疑問符を取り除いたものであった。

World Socialist Web siteは金曜日にニューヨーク・タイムズワシントン・ポスト、ウォールストリート・ジャーナル、USAトゥデイに電話をかけて、このブレジンスキー証言の記事を書かなかったことに対する説明を求めた。どの新聞も我々の質問には答えなかったのだ。

TVニュース放映に関しては、PBSの「News Hour with Jim Lehrer」が上院委員会でブレジンスキーが戦争のシナリオを整理して説明する場面のクリップを全く解説抜きで流した。「NBC Nightly News」はその話自体を完全に無視した。

このイラク戦争、ブッシュ政権の謀略的なやり口、そして中東での戦争拡大策謀に対する厳しい批判に対する抑圧は、米国マスメディアの腐敗と反動性をまた一つ見せ付けるものである。それは、支配者側のメディアがもう一度、イラクへ侵略に先立ってやったのと同様に、政府の戦争プロパガンダと嘘の宣伝係として仕える準備をしていることを示しているのだ。

次をご参照いただきたい。
『ズビグニュー・ブレジンスキーからの政治的爆弾:元国家安全保障補佐官はブッシュがイラン攻撃の口実を探していると警告する』
http://www.wsws.org/articles/2007/feb2007/brze-f02.shtml

[2007年2月2日]

【翻訳終り】

ブレジンスキーは,911が内部犯行であることを匂わせていますが,真意はどこにあるのでしょう.
何が起こっているのでしょうか?


参照
ズビグネフ・ブレジンスキー - Wikipedia
日刊ベリタ : 記事 : 米国は自滅の道に ブレジンスキー氏が外交政策の修正求める

同氏は、ロサンゼルス・タイムズ紙掲載された「米国の大きな失敗」と題する寄稿文の中で、ブッシュ大統領の取っている外交政策を、大歴史家トインビーの「歴史の研究」を引用して、自滅的な政策だと指摘。その上で、最近政権内で対イラク政策に変化の兆しがあったが、ブッシュ大統領は6日の演説で、2004年の大統領選挙の時のように、再びイラク戦争を正当化するデマゴーグ的な主張に戻った、と失望感を表明した。 
同氏によると、対イラク戦争は、ブッシュ政権の少数の人間によって決定され、また偽りの情報を元に、言葉のレトリックを駆使して遂行された。その結果、予想外の流血と経費を生み出した。 
今や、米国は中東では、かつて中東を支配した英国に代わる帝国主義者とみられる一方、イスラエルのパートナーの烙印を押されている。こうした見方は、イスラム世界全般に広がっている。 
ブレジンスキー氏は、テロリストは生まれつきの者ではなく、経験、印象、憎悪、歴史的記憶、宗教的狂信主義、洗脳などによって形成され、またテレビなどによって映し出されるイメージによっても作り出されると述べた。米国では「テロリストは自由を憎悪している」との見方が一般的だが、同氏は、テロリストが生まれる背景をまったく認めない米政権とは対照的に、イスラム世界には、彼らに共感する声があると指摘した。

米大統領のイラク増派政策、批判・疑問・悲観が噴出

http://www.yomiuri.co.jp/feature/fe4500/news/20070112id23.htm
カーター政権で大統領補佐官を務めた論客ブレジンスキー氏は、12日付ワシントン・ポスト紙に「大統領計画の五つの欠陥」と題して寄稿し、〈1〉「イラクの若い民主主義を過激主義から救う」という構図への単純化〈2〉2万人増派は戦略的に不十分〈3〉対話を通じた政治解決の軽視――を挙げ、新政策を根幹から批判した。

Zbigniew Brzezinski - Five Flaws in the President's Plan
America is acting like a colonial power in Iraq. But the age of colonialism is over. Waging a colonial war in the post-colonial age is self-defeating. That is the fatal flaw of Bush's policy.

「アメリカはイラクを植民地のように扱っています. しかし,植民地主義の時代は終わっています.植民地時代のように植民地戦争を行うのは自滅的です. それはブッシュの方針の重大な欠陥です.」

「アフガンのイスラムはワシントンが作り上げた」ブレジンスキー氏が認める
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中東専門家ブレジンスキーがブッシュのイラク戦略を無能と批判し現実的な撤退策を示せと迫る
http://www.kcn.ne.jp/~gauss/jsf/buelow.html
もう一つのアフガニスタン戦争
不勉強でお恥ずかしいですが,ブレジンスキーソ連をアフガンにおびき寄せた張本人の一人だったんですね.^^;
必要ならアメリカはテロのねつ造だってやるんだぞ,というのも頷ける話なんだな.
でも,もうひとつ裏に何かあるよね.


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