共食い社会の到来
所詮,私たち人間の社会にだって成長の限界ちゅーのがあって,見せかけの成長の中で共食いするしか仕方なくなる日がやって来るやって来ている.
当然,爪や牙の鋭いやつが勝つのが自然の仕組みだが,いずれ奪い合いの果てには何もなくなり勝者だって淘汰されていくのが盛者必衰のことわりというもの.
偶々猫を噛む窮鼠がいたりして,夢を体現しているヒーローとしてもてはやされるのは一興でしかない.
成長による消費が地球のホメオスタシスの限界を超える前に宇宙開発に望みをつなごうとするものの,未だオーバーロードは現れず.
どうやら違う未来を私たちは歩んでいるようだ.
- 作者: アーサー・C・クラーク,沼沢洽治
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