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 米国の拷問を批判して解雇された英国大使の証言(『ル・モンド』より)

これも阿修羅から

米国の拷問を批判して解雇された英国大使の証言(『ル・モンド』より)

http://www.asyura2.com/0601/war77/msg/918.html
投稿者 さすれば 日時 2006 年 1 月 27 日 14:54:11: reQxnNwQ2shuM

英国外交官の反論の余地ない証言
ル・モンド 2006年1月26日


CIAによる囚人の秘密移送と他国における拷問に関するスイスの上院議員ディック・マーティの報告書が刊行されたのを機に、1月24日火曜日、2002年から2004年まで駐ウズベキスタン英国大使だったクレイグ・マレーが、欧州評議会の人権および法律問題委員会に証人として出席した。マレー氏は、英国とアメリカの秘密機関が、とりわけウズベキスタンで拷問という手段によって情報を収集していることを公式に非難したため、2004年10月に外務省を解雇されている。

「私が現役だったころ」とマレー氏はジャーナリストに語る。「米国が、アフガニスタンのバグラム基地から来た囚人を尋問するためウズベキスタンに移送した証拠を私は持っている。それはウズベキスタン出身のアフガニスタンの市民たちである」ウズベキスタンの監獄における拷問の実態は2002年に出された国連の報告書「範囲と組織」に描かれている。

MI−6(英国の秘密情報機関)CIA、GCHQ、それにNSA(それぞれ英軍、米軍の情報機関)は、「他国での拷問によって得た情報を受け取り、使用していることを完全に認めている」とマレー氏は明言する。

「外務省で仕事をしていた時、私はCIAの文書を見た。その内容は大部分が拷問された囚人の移送に関するものだった。この文書は、どんな状況下かはっきりしないが、From Detainee Briefing (拘留者からの聞き書き)と題されていた。

尋問された人物の名も分からないような、このような詳細に欠けた文書であるために、「たとえばコンドリーザ・ライスとかジャック・ストローなどが、拷問による情報は決して使っていないなどと知らんぷりができるのである。実際には、それは偽りだ」とマレー氏は糾弾する。「作戦の段階であれ、実行段階であれ、各々はその情報がいかにして得られたかを実によく知っているのだ」

――

マレー氏は一方、中東の国々でCIAが行っているようなこんなやり方で、ウズベキスタンでも、得られた情報の質について強い疑いを抱いている。「私はウズベキスタンで、収容された人々の動機は宗教的または政治的なもので、テロとの関連がひとかけらもない何百というケースを知っている。拷問が使われなかったのはほんの一握りに過ぎない」

マレー氏は、2003年に英国の情報機関によってロンドンに呼び戻されたことを語る。彼は外交官電信で「米国を通して、ウズベキスタンの秘密機関から拷問によって得られた情報を受け取った。われわれはこれを止めなければならない。これはまったく悪い情報の取り方である」と書いたため吊るし上げられたのである。

http://www.lemonde.fr/web/article/0,1-0@2-3214,36-734255@51-734381,0.html


◆ クレイグ・マレー元英国大使は、昨年11月にブリュッセルで開催された『平和の枢軸』(Axis for Peace=『レゾーヴォルテール』主催)にも参加し、アフガニスタンの同盟軍が麻薬ボスたちと結託して密輸ルートを支配し、またウズベキスタンがヘロインの西欧市場への幹線ルートになっている実態について発言している。

http://www.voltairenet.org/article131165.html

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