【ねこまたぎ通信】

Σ(゜◇゜;)  たちぶく~~ Σ(゜◇゜;)

 もぬけの殻のファルージャで戦果の帳尻併せに一般市民を虐殺か!?

ベトナムのことを思い起こせば,このくらいのタイトルが浮かんでも良さそうなものだが.

武装勢力、最大千人死亡か 米軍、イラク軍に管理移譲 ファルージャ制圧作戦

http://www.tokyo-np.co.jp/00/detail/20041111/top_____detail__000.shtml
 【ワシントン10日共同】米CBSテレビは10日、イラク中部ファルージャで反米武装勢力の大規模な制圧作戦を展開している米軍の推定として、これまでの戦闘で武装勢力の500人から1000人が死亡したと伝えた。米軍は同日、市役所など重要拠点を含め市内の約7割を確保したことを受け、武装勢力の拠点だった北西部ジョラン地区の管理権限をイラク軍部隊に引き渡した。
 市街戦は依然続いているが、現地の米海兵隊司令官は「組織化された抵抗はほとんどなくなった」と述べた。早ければ2、3日中にも完全制圧できるとの見方もあり、イラク軍による治安維持の準備に入った。
 ブッシュ米大統領は多国籍軍のケーシー司令官から戦況報告を受けた後「安定化に向けて非常にいい進展をみせている」と作戦が順調に進んでいることを強調した。
 ファルージャの戦闘で武装勢力の死者についてABCテレビは、米軍推定で数百人と伝えた。今回の制圧作戦での米軍側の死者は11人とされる。
 巻き添えで多数の住民が死傷したとみられており、赤十字国際委員会(ICRC)は、負傷者の手当や住民への食料や水の供給ができていないと懸念を強めている。
 またロイター通信によると、首都バグダッドや首都北方バイジで10日、自動車爆弾などによる攻撃が相次いで発生。ファルージャ制圧作戦の報復とみられており、襲撃やテロはイラク全土に広がりそうだ。

アルジャジーラ
http://english.aljazeera.net/NR/exeres/CC347D0D-663E-4BE6-A2C9-BB128D2997D9.htm
http://english.aljazeera.net/NR/exeres/813419D5-CC95-4505-9367-05140111C618.htm

参照:2004-11-10 - 【ねこまたぎ通信】


シバレイのブログ http://reishiva.exblog.jp/d2004-11-11

ファルージャの状況について、バグダッドの知人達が避難民から聞き取りするなどして情報を集め始めてくれている。現地では、病院や救急車も攻撃され、医療スタッフにも死傷者が出ているようだ。街は完全に封鎖され、医療物資も底を尽き、電気や水も止まっている。食料すら不足し始めた様子だ。既にPEACE ONの相澤恭行さんがブログで書いてるように、18〜45歳の男性は避難したくても「戦闘可能な年齢」と見なされ、チェックポイントで追い返されてしまうらしく、こうした男性の妻や子どももファルージャから避難できず、住民の半分以上がまだ残されているらしい(関連情報http://peaceonyatch.way-nifty.com/peace_on_iraq/2004/11/post_2.html)。現在のところ正確な被害実態を確認することは不可能だが、かなり大きな規模の被害が出る可能性はあるだろう。


イラク情勢ニュースより http://www.geocities.jp/urknews/  
http://www.alchahed.net/fal091104.htm ★写真で見るファルージャ、11月10日
http://www.alchahed.net/videos.htm#v31104 ★ビデオで見るファルージャ、2004年11月
http://www.alchahed.net/index.htm トップページからたくさん掘ってください.


http://blog.livedoor.jp/awtbrigade/archives/9147908.html
反戦翻訳団 「ファルージャの呪われた人びと」

2004年4月の攻撃を受けるまでファルージャの人口は三十万ほどもあった。その時期から多くの住人たちが脱出を始めたが、当時はまだそれほど絶望的なものではなく、近隣地区の親族や友人たちをたよっての避難だった。疎開者の流出は漸増しつづけ、今では、地元の医療関係や報道関係者の情報によると、ファルージャの町には総人口の20パーセント以下が残るのみだと言う。

疎開した家族たちは最低限の避難場所になりうるあらゆる建物を占拠しはじめました」パヴォーネは語る「公共施設、学校にモスクです。ここでは、アラウィ政権の支配は全く機能していません、行政者すらいないのです。悲劇的なのは、食糧配給を受けるためには役所が発行する居住証明カードが必要だという事実です。彼ら避難民には食糧を手にする権利が無く、ファルージャに残った人々には、食糧運搬上のリスクから食糧が供給されないのです」。