【ねこまたぎ通信】

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アラブの声

米軍機ファッルージャでナパーム弾を投下

 9日付のクドクス・プレスが報じた。

 米軍戦闘機は8日夜、通常市民に多数の犠牲を出すクラスター爆弾に加えて、国際的に使用が禁じられているナパーム弾をファッルージャの各地域に投下したと本紙の通信員が伝えた。

 通信員によると、米軍の空襲はジュゲイフィー地区に集中した。複数の抵抗戦士は、「米軍機は新式の爆弾を使用した。これらの爆弾は爆発音と破壊力が非常に大きく、分裂し、遠距離にまで飛散し、その裂片は致命的な殺傷力を有す」と強調した。

http://www.qudspress.com/data/aspx/d20/8400.aspx 

 現地時間9日朝8:35掲載のイスラム・メモによると、イラク抵抗勢力の各グループは、カルマや、サクラーウィーヤ、ラティーフィーヤ、ユースフィーヤ、アブー・グレイブ方面の敵の背後から、同時一斉攻撃を実行した。彼らは多連型カチューシャ・ロケットの架台を積んだGMC車やキヤ(車種名と思われる)、ピック・アップで移動しながら攻撃をしている。
 同紙の別の記事では、カルマとサクラーウィーヤで抵抗勢力は、グラーダやターリク・ミサイル約160発を米軍集結地に発射したとある。 


米軍、ファッルージャで抵抗勢力に毒ガス、化学兵器を使用 医師などが証言

 9日10:04GMT(グリニッチ標準時)掲載のクドゥス・プレス通信が伝えた。

 イラク抵抗勢力筋は「占領軍は化学兵器と毒ガスを広範囲にファッルージャ防衛の抵抗戦士に向けて使用した。町の北部地区には数十の死体が見える」と語った。

 「抵抗戦士が占領軍を敗北させ、この地区にイラクの国旗を掲げ、多数の米軍車両や戦車を破壊した後に、米軍は化学兵器と毒ガスの使用に追い込まれた。ファッルージャには(自由な)報道機関が居らず、占領軍が同行記者の報告や写真を厳重に検閲している中で、占領軍は抵抗勢力の牙を抜くために国際的に使用が禁止されている兵器の使用に踏み切った」

 匿名の医師は本紙に明かした。「米軍は化学ガスと神経ガスを抵抗戦士に向けて撃ち込んだ。そのため、多数がパニック状態になり、多数がひどい格好で倒れた」

 ジューラーン地区の戦闘に参加した複数の抵抗戦士は本紙に語った。「米軍は多数の毒ガスを発射した。その一部は皮膚を焼けただらせたが、処置しようが無かった」

 イラク国防相シャーラーンは、「9日はファッルージャの戦闘において決定的な日となろう」と表明したが、ウォッチャーたちは「この発言は、占領軍が単純な武器しか持たない町を防衛する者に対して化学兵器神経ガスを使用することを意味した」と見ている。そして9日夜に現実に起きたのだ。
http://www.qudspress.com/data/aspx/d24/8414.aspx

 9日付のイスラム・メモによると、占領軍は抵抗戦士にあらゆる兵器を使った。またバグダードが陥落する直前にバグダード空港に於いてのみ占領軍が使用した各種兵器を使用したと指摘した。

【参考:イラクの元外交官サラーフ・モフタール氏が描くバグダード空港の戦闘】

 この戦闘はイラク人の比類の無い戦闘精神を示す好例であった。しかし技術面で優越していたアメリカ軍は、強力な破壊力を有し、5平方キロを殲滅させる9, 5トン爆弾2発を、空港攻撃に使用
したため、空港を解放したイラク軍は絶滅した。またイラク軍の近くに居た数百人の米兵も巻き添えを食って斃れた。この爆弾は並外れた破壊力において、小型核爆弾に等しいものだ。殲滅地点内に居た兵士は、蒸気となって消滅した。殲滅地点外の兵士は炭化するか、肉が飛び散り骸骨と化した。

 報道管制に関して9日付のバスラ・ネットは、次のように警告している。
 バグダードとファッルージャのアルアラビーヤ衛星テレビ報道員は、米軍所属の事務所から戦争報道する記事原稿を強制的に渡されている(読まされている)。

アラブの声ML 齊藤力二朗
http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/