【ねこまたぎ通信】

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風雲急を告げる

誰がアラファトを殺したか? バスラ・ネット緊急報道

 イスラエルのハアーレツ紙によると、ルクセンブルグの首相が「4日にアラファト議長が死亡」と発表したが、パリの病院側は死亡していないと発表したが、バスラ・ネットは4日殺害されたと報じた。

 アラブ医療団筋は、我々のサイトに、「ヤーセル・アラファト氏は意図的な医療的方法で暗殺された可能性が高い。否定声明が出されているが、現在彼は死亡している。この段取りを付けたのは、パレスチナ問題へのイスラエル方式の解決策の障害になっているアラファト問題に終止符を打とうとした外国機関である」とメールを送ってきた。

 「彼の突然の病気とその症状、及び彼を精密検査したフランスの医師団が、病状は白血病ではないと発表しとことは、この憶測の正しさを裏付けている。イスラエルと米国、並びに欧州、アラブの関係者は、公然と或いは秘密裏に、アラファトの存在はアメリカ、イスラエル方式の解決策の主要な障害となっていると意見が一致しているのだ」

 しからば一体誰がアラファトを殺害したのか?

http://www.albasrah.net/maqalat_mukhtara/arabic/1104/3arafat_041104.htm
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 文面を読む限り、死亡が完全に確認されたわけでもないようにも受け取れる。

次の焦点は、埋葬場所であろう。アラファトは戦前エルサレムに埋葬されることを願っていたが、エルサレムの完全占領を狙っているイスラエルは決して認めないだろう。


米軍、ファッルージャへの全道路を封鎖

 4日付のイラク通信が伝えた。
 米軍はファッルージャにつながる全ての道路を封鎖した。また、隣国シリアからの出入り口も封鎖した。総攻撃が目前に迫っていると予想される。

http://www.iraq4allnews.dk/viewnews.php?id=69019
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水、電気、食糧、通信などを断つ兵糧攻めも考えられる。


米国とイスラエルがアラブの農業を破壊 イラクの政治学者が警告

 占領軍の政策がイラクの徹底的破壊であることは周知の事実となりつつあるが、農業分野においても例外ではない。30日付のバスラ・ネットはアブドッラー・シャムスルハック博士(バグダード大学政治心理学専攻)の警告文を掲載した。

 イラク固有農産物の種子や家畜の遺伝子を根絶する侵略者やシオニストの計画の危険性を指摘する。

 1980年代の初頭、社員の多くはイスラエル人であった農業や家畜の企業はモロッコやチュニジア、エジプトに進出して来た。彼らはこれらアラブ諸国の農家や牧畜家を卑劣な方法で誘き寄せた。

 チュニジアの例を見てみよう。この国のスイカは形は小さいが味が優れているので、特産物となっていた。複数のアメリカやイスラエルの会社がチュニジアの農民たちに、スイカの種1ポンドわずか1ドルとタダ同然の価格を提示した。そのため農民たちは競って、この種子を購入し、徐々に本来固有のスイカの種取をしなくなった。特にこの種子による大型のスイカ生産でき大儲け出来るようになってからは。

 数年後、固有スイカとその種子が駆逐された後に、50ポンドの種子の価格が上昇し、今日では千ドルにもなってしまった。チュニジアの農民たちが新種スイカの種取をしたが、新しい種からは収穫できなかった。このように固有のスイカを味わうことは、もはや夢となってしまった。
 
 ヤギの生産が盛んであったモロッコを見てみよう。ここでも同じような企業が、雌ヤギに僅かドルで双子が生まれる人工授精することを提示した。家畜業者はその話に驚き、家畜の数を倍増させようと競って自分たちの家畜に夢の人工授精を受けさせた。

 しかしその喜びは長くは続かなかった。新世代の雌ヤギたちは子を産まなかったのだ。過去に於いては輸出国だったモロッコが今日では、ヤギの輸入国に転じてしまった。

 イラクの農民や牧畜家たちにこの地域固有遺伝子撲滅の危険性に対して啓蒙するよう諸賢に呼びかける。彼らは我々に知識を与え啓蒙すると称して、イラクの農作物と畜産資源にこの計画を適用するかも知れない。

 このような計画は遠大な目的実現を目指している。中でも最重要なのは、侵略者が提供する資源(種子など)に我々が依存し続け、間接的にイラクの資産を浪費させ、我々の農産物と畜産資源を壊滅させることである。

 アラウィ政府とその一党は、わが農民や牧畜家立ちの純朴さに付け込んである種類の種子の配布を始めたと聞いている。なお、このような邪悪な企業の米国人とシオニスト社員5千人以上がイラクに於いてこの計画遂行に参加している。民主主義と復興という甘い蜂蜜には猛毒が隠されている。

http://www.albasrah.net/maqalat_mukhtara/arabic/1004/shams3_291004.htm
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 日本には既に毒が総身に回っている。

 スーダンダルフール地方への米欧イスラエルが干渉する理由は石油以外にもいくつも挙げられているが、スーダンの農業もその一つである。スーダンはアラブの食糧庫にもなり得る肥沃な大農業地帯に変身する可能性があるので、アラブの独立化、強大化を阻止するというものだ。

アラブの声ML 齊藤力二朗
http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/