【ねこまたぎ通信】

Σ(゜◇゜;)  たちぶく~~ Σ(゜◇゜;)

「原爆の火」持ち帰りともし続けた山本達雄さん死去

 原爆投下後の広島市で採取した「原爆の火」を福岡県星野村の自宅に持ち帰ってともし続けた山本達雄(やまもと・たつお)さんが11日、老衰のため自宅で死去した。88歳だった。葬儀は13日午後1時から同村5582の自宅で。喪主は長男郁雄さん。

 45年8月6日に広島に原爆が投下された後に入り、爆心地近くにあった叔父の書店の焼け跡でくすぶっていた火を懐炉に移して村へ持ち帰った。原爆の火は山本さん宅の仏壇やかまどなどで守られ、68年に村が建てた平和の塔のモニュメントに移された。全国にも分火され、恒久平和を願う象徴として広がった。

(05/12 22:20)

asahi